LIFE

吉本ばななさんの2月8日の日記から抜粋
「自分でしっかり選んだものを制限なく買ってあげ続ければ、子供はがつがつしなくなる」という説は正しかったと思った。子供は値段では見ない。四十円のお菓子で大満足の日もある。お金の価値観で大人があれこれ口出しをするから、抑制された不満で高いものが欲しくなるのだ。むちゃくちゃな値段のものをほしがったら「ママ、今日はそんなにおさいふにお金が入っていないんだ。しばらく考えて、ほんとうにまだほしかったらまたいっしょに方法を考えよう」と説明すると通じる。大人よりも立派だ。通じない子がいるとしたら、それまでの積み重ねで通じないのだから、あやまってそこからまた積み上げていくしかない。


全く同感。
というか、私はもともとは子供の「買い物」について
あれこれ口を出す方だったんだが、
夫からの「それは違う」という助言から
「甘いかな」と思いつつ半信半疑ながら、
ばななさんのようなしつけに変えてきた。
そうなんだよね。
大人の価値基準で変な助言をするより
「買い物」は自分で決めて買うコトに意義があるんだよねぇ。
「抑制された不満」は大人になってからの
金銭感覚も左右しちゃうから。


我が家は、このへんのしつけは、夫にまかせている。
理由は簡単。
私は、意地悪で考えなし、夫のほうが温和で性格がいいから。
しつけは、夫婦で得意なほうがやるといいと思う。
ただし、夫婦で一貫していることが大切だから、
まかせると決めたら、全てまかせるのが大切!